こんにちは。
本日も台東区からタイ古式マッサージとか労働社会保険諸法令その他を何かお届けします。
セラピスト兼社労士のまつざわしんぺいです。
前回は年金の基本的な話でした。
たまたま日経ビジネスのメルマガを読んでいたら「宝くじで1億円以上当たった人の末路」という記事が目に付いて読んでみたんですが、それに基づいてのよもやま話的な感じです。ただ、以下のことを実践することで周囲に悪影響を及ぼしたり、人間関係が悪くなったりしづらくなるのではないかと思います。
仮に1億円があたった場合を自分なりにシミュレートしてみたのですが、まず考えたのが公的年金等への支払についてでした。
現在の年齢を40歳と設定してみます。
まずは絶対に払わないといけない物として国民年金です。
国民年金:1ヶ月¥16,800(変動あり)
16800*12ヶ月*20年=¥4,032,000
40歳から払った分で年額約40万円くらい支給される計算です。
ここにまずは国民年金基金の支払を満額追加します。
国民年金基金:1ヶ月¥68000
68000*12ヶ月*20年=¥16,320,000
※実際68000円のきっちり使いきりは困難です。
40歳から加入して65歳から年額107万円の年金が追加されます。
さらに小規模事業共済にも満額で加入しちゃいます。
70000*12ヶ月*20年=¥16,800,000
積み立てでおおよそ1800万円くらいにはなっているので、それを年金的に受け取ります。
20年分の国民年金+20年分の国民年金基金+20年分の小規模事業共済:¥4,032,000+¥16,320,000+¥16,800,000=¥37,152,000(一人分)
現在働いていない、かみさんを家族従業者にしてしまって、その分も同額として、その倍額に変動調整分を加算して約8000万円を65歳になってからの給付のための積み立てとして、始めから使わない物として、別口座に完全に移してしまっておきます。
仮にこれが1億円宝くじであれば既に80%の使い道が決定となるわけです。
残額2000万円ですが私の場合、住宅ローン減税の対象からも外れているので、そちらも支払ってしまうと実はもうほとんどお金が残りません。
残額は終身の医療保険に夫婦で加入すれば1億円があっさり消滅する計算になりました。
残念ながら、1億円ではここまで将来の積み立てを考慮すると自由に使えるどころか、生涯分の国民健康保険料すら残らない計算になります。
仮にかみさんが外に働きに出て、厚生年金に加入していた場合はIDeCoへの加入で厚生年金の追加分にする感じです。
そうすると自宅のリフォームと家具の買い替えプラスちょっと贅沢な旅行が出来るくらいはお金が残るかな?
もっとギャンブル的に株などに手を出すと、もっとお金が増えるかもしれませんが、それはそれで損失リスク他人間関係的なリスクとの相談ですよね。
将来的なことを考えると案外1億円ではリタイヤが出来なさそうということがわかりますが、将来の保障をしっかり組み立てておくだけで、今の仕事や生活がかなり気楽な物になりそうです。特にセラピストの大半は自営業者なので固定的な報酬が期待できない立場にあるので、特に労働が困難になってからの収入確保は早いうちから対策を講じておいて損はありません。
今回のシミュレートは宝くじが当たったことを想定して年金関連にフルにお金を突っ込んだ場合の物ですが、現在の実収入にあわせて自営の場合は、ある程度の将来積み立てが出来るようになるものと思います。
なんとなく横道にそれてしまいましたが、まだまだ年金関連はいろいろ続くと思います。
とりあえず今日はこんなところで。
次回
ご予約・ご来店お待ちしております。
120分以上のコースに標準でハーブパッドがついてきます。香り付きのホットストーンの様な感じで体を心から温めてくれます。
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電話予約は050-8880-5005で承ります。
コンサル関連はいまのところ30分3000円で承ります。問い合わせフォームからもしくはお電話でご連絡くださいませ。
Thai Style & Herbal Therapy Place…
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